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2009年6月15日 (月)

与太307:復活のトリプルインパクト

かつて一世を風靡したルアーに、シマノ社の「トリプルインパクト」と言うものがありました。

ショボめな外観と大雑把な動き、そして何よりも日本のバスルアーの基準では考えられないほどの大きさをしたルアーでした。

当初ラインナップにあった85mm、105mmはともかく、オリジナルサイズとも言えるタイプは120mmありました(後に130mm、140mmも追加)。

2インチ(5cm程度)のワーム全盛期に、120mmのトップウォータープラグであります。

いくら釣れると言っても誰もが眉唾なリアクションを取ったものです。

ところがこいつはスゴかった。

徹底的にバスを怒らせる要素の詰まったルアーで、豪快にぶん投げてガッチャガッチャ引いてくると、そのどてっ腹目がけて怒り狂ったバスが食い付いてきたものです。

それが、こいつ。

Tripleimpact120s  

 

 

手前の一本など、バスに噛まれたりフックが擦れたりしたせいで、所々塗装が完全になくなっております。

もちろんフックも途中で換装され、延命処置を施されております。

つまり、それだけ信用して使い続けられてきた証左なのです。

それも特にこのカラーの120は二代目で、先代も同じようにボロボロになって最期を迎えました。

 

そんなトリプルインパクトですが、さすがに一世を風靡するくらいまで使われてしまうと威力も薄れると言うもので、2~3年前から明らかにその神がかり的なパワーが失われてしまいました。

ただワタシ的にその現象は一時的なもので、いずれ使うものが減りバスも世代交代していけば、根本的なルアーとしての実力を持っているトリプルインパクトの時代は必ず戻ってくると信じております。

で、先日。

河口湖にて、相変わらずルール無視のワーム使い連中が取り巻く中。

その上状況が激シブで、そのワーム使いどもも殆ど釣れていない有様でしたが。

一個だけ携行していた120を投入。

周囲のワーム使いはその着水音と水柱に目を剥いておりましたが、何のことなく数投目に水面が炸裂、見事トリプルインパクトは実に数年ぶりのバスを仕留めてくれました。

バスの食性にチマチマ訴えて口を使わせるワームと違い、トリプルインパクトはバスの縄張りをかき回して威嚇、バスに逆襲させて掛けると言うルアーであります。

もとより侵入者に対して攻撃を仕掛けてくるようなバスが掛るわけですから、その後のファイトもスリルとスピード感と言う点でワームの釣りとは比較になりません。

本当のバス釣りと言うのはそーゆーモンなのですね。

かつてワームが解禁されていた頃の河口湖では、ワタシもセッコいワームでとんでもない数のバスを釣ったものですが、やっぱりバスは豪快な方が面白い。

 

しかしこのトリプルインパクト。

今ではメーカーも生産を終了し、店頭でも130や140、あるいはジョイントタイプなどの亜種が多少たたき売りに出されている程度で、ほとんど今は再入手不可能な状態になっております。

それがありがたい。

かつてのように使われ過ぎて効力が失われる心配もありません。

ワタシとしては多用するカラーのいくつかについて、気長にネットオークションなどで確保しておこうと考えております。

今年の夏あたり、かつての猛威を見せてくれるかもしれません。

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